スロージューサーおすすめ食材「キウイ」の栄養や効能とは?

スロージューサーおすすめ食材「キウイ」の栄養や効能とは?

スロージューサーおすすめ食材「キウイ」の栄養や効能とは?

スロージューサーでジュースを作るなら、キウイを入れてみてはいかがでしょうか。

キウイは、ニュージーランドが主な産地となっていますが、日本でも栽培されている果物です。スロージューサーを使ってジュースを作るときにも材料のひとつとして使われることが多い、人気の果物です。それというのも、キウイはスーパーなどで手軽に手に入る、比較的安価な果物でありながら、様々な栄養素を豊富に含んでいるからです。具体的にはどのような栄養素が含まれており、それらは摂取すればどのような効果を期待できるのでしょうか。ここでは、それらについてひとつひとつ確認していきますので、是非参考にしてみてください。そして、美容と健康のためのジュース作りに活用してみてください。

キウイにはビタミンCが豊富に含まれる

キウイには栄養がぎっしり詰まっており、栄養素充足率は身近なフルーツでナンバーワンです。その中でも代表的な栄養素であるビタミンCが、キウイには100g中に約70mgと豊富に含まれています。キウイによってはレモン8個分以上のビタミンCを摂取することができます。
ビタミンCは、女性の味方の栄養素であり、肌サイクルやエイジングケアに役立ち、コラーゲンの生成を助けたり、メラニン色素の生成を抑えたりしてくれるので美白効果もあります。免疫機能を維持し、疲労の軽減にも役立つので、風邪の予防にも効果的だといわれています。

キウイは食物繊維がたっぷり

キウイは、果物の中でも特に栄養成分が多くて、食物繊維やビタミン、カリウムなどの栄養成分がバランスよく含まれています。食物繊維は水に溶ける水溶性食物繊維と水に溶けない不溶性食物繊維があり、キウイにはどちらも含まれています。
水溶性は糖の吸収を緩やかにし、不溶性は腸内環境を整える働きがあります。キウイはダイエットする時に食べるのに合っていて、キウイに含まれる食物繊維が血糖値の上昇を抑えて太りにくくします。食物繊維が他の果物と比べて特に多いので、便秘の改善や予防にぴったりです。
グリーンキウイの場合は、バナナ3本分と同じくらいの食物繊維が含まれています。キウイはいろんな食べ方をすることができ、ジャムやドライフルーツ、ヨーグルトと一緒に食べるのもよいでしょう。

キウイには抗酸化作用を持つビタミンEが多く含まれる

キウイに含まれている多くの栄養素の中のひとつにビタミンEがあります。ビタミンEとはどのような効果をもたらしてくれる栄養素なのでしょうか。

キウイには大切な栄養がぎっしりと詰まっており、フルーツの王様とも言われています。豊富な栄養素が含まれていますが、その中の一つにビタミンEがあります。ビタミンEは抗酸化作用の高いビタミンで、血行促進の効果もあります。キウイにはビタミンCも一緒に含まれているため、相乗効果で抗酸化力がアップします。そのため美肌効果が高まり、肌荒れやシミ、しわの予防や改善の効果が期待できます。血行促進、血管を若返らせるアンチエイジング効果から、くすみを改善し肌の血色を良くしてくれます。

キウイにはほかにもむくみを解消してくれるカリウムや、おなかの調子を整える食物繊維も豊富に含まれています。1個当たりのカロリーは53キロカロリーと低く、GI値も低いため、カロリーや糖質が気になる方でも普段の食生活に取り入れやすいフルーツです。

タンパク質分解酵素のアクチニジンは、キウイ特有の成分

キウイには栄養素が豊富に含まれていますが、その中にアクチニジンというタンパク質分解酵素があります。アクチニジンはキウイ特有の成分で、肉や魚に含まれるタンパク質を分解、消化吸収を助けてくれる自然の酵素です。ゴールデンキウイよりはグリーンキウイのほうがアクチニジンは多く含まれています。
タンパク質を分解してくれるという効果から、料理でキウイのすりおろしにお肉を漬け込むと、お肉をジューシーにしてくれる効果があります。しかし、アクチニジンはキウイアレルギーを引き起こすアレルゲン物質でもあり、食べた後に口の中やのどがイガイガしたり違和感があったりした場合には、アレルギーの可能性があるので注意が必要です。

実はすごい!キウイの栄養まとめ

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キウイには、様々な栄養素が含まれていることをご紹介してきました。具体的には、お肌の状態を改善する効果や免疫機能の維持に役立つビタミンC、おなかの調子を整える食物繊維、抗酸化作用のあるビタミンE、タンパク質を分解するアクチニジンなどです。

キウイは近所のスーパーで簡単に入手できる気軽な果物ですので、是非毎日の食卓に取り入れてみてください。カロリーや糖質が低めの果物ですので、ダイエット中の方でも気兼ねなく食べていただけます。また、スロージューサーで他の果物や野菜と一緒にジュースにすると、より一層おいしくいただくことができるでしょう。ただし、キウイはアレルギーを引き起こす場合がありますので、食べた後に口の中やのどがイガイガするという場合は注意が必要です。